NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(主人公は秀吉の弟・秀長)にも登場する加藤清正。名前だけは聞いたことがある人も多いはずです。そんな清正が築いた名城・熊本城には、今ちょうど旅のチャンスが訪れています。2026年7月の熊本地震からの復興を後押しする「九州ふっこう応援割」が10月にスタートし、お得に、そして応援の気持ちを込めて旅ができるからです。
「築城の名人」加藤清正
加藤清正は、豊臣秀吉に小姓として仕え、数々の戦で武功を挙げた武将です。肥後(現在の熊本県)を治めることになると、1601年から7年かけて熊本城を築き上げ、「築城の名人」と呼ばれるようになりました。
その腕前は熊本城だけにとどまりません。1610年の名古屋城天下普請では天守台の石垣工事を担当し、わずか2ヶ月半で完成させたと伝わります。城内の巨石「清正石」は俗説では清正が運んだとされますが、実際の担当区域は黒田長政だったとする説が有力です。それでも、城の要である天守台を任されたこと自体、当時の清正への信頼の厚さを物語っています。
没後、清正は「清正公(せいしょこ)さん」として熊本の人々に慕われ、神様として祀られるようになりました。実はこの信仰、熊本だけの話ではありません。東京・港区白金台の覚林寺は清正の位牌を祀ることから「白金の清正公様」と呼ばれ、寺の門前一帯は今も「清正公前」というバス停名にその名を残しています。知らないだけで、意外と身近な場所に清正ゆかりの地名が眠っているのです。
熊本城の見どころ
清正の”築城の名人”ぶりは、城の随所に見て取れます。
- 武者返し:上に行くほど反り返る石垣で、敵の侵入を防ぐ仕掛け
- 籠城への備え:城内に何本もの井戸を掘り、畳の芯やかんぴょうの壁まで非常食として用意
- 加藤神社:清正自身を祀る神社。天守閣を間近に望める人気のビュースポット
地震を越えて立つ、熊本城の”今”
熊本城は2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、天守閣の復旧は完了。二の丸広場や加藤神社から、復興した姿を眺められます。崩落を免れた石垣がひとつの角を支え続けた「奇跡の一本石垣」も、復興のシンボルとして残っています。
なお2026年7月には新たに熊本地震が発生しており、現地の公開状況は変わる可能性があります。訪問前には必ず熊本城公式サイトで最新情報を確認してください。
10月スタート「九州ふっこう応援割」でお得に
観光庁は2026年10月1日から、熊本地震の復興を後押しする「九州ふっこう応援割」を実施します。宿泊キャンセルが相次いだ熊本県・鹿児島県は、特に割引率が高く設定されています。
| 対象エリア | 割引率 | 補助上限額の目安 |
|---|---|---|
| 熊本県・鹿児島県 | 60% | 1泊2万円/パック旅行3万円 |
| 九州の他県 | 50% | 複数県周遊は3.5万円 |
予約は旅行会社や宿泊予約サイト経由で、詳しい条件は都道府県ごとに順次発表されます。予約前に最新情報を確認しましょう。
清正ゆかりの地をめぐる、1泊2日で満喫するモデルコース
熊本城へはJR熊本駅から市電で約20分、阿蘇くまもと空港からもリムジンバスで約60分とアクセス良好。遠方からでも1泊2日でしっかり満喫できます。
1日目
- 熊本城・加藤神社を見学(石垣と復興の歩みをじっくりと)
- 夜は熊本市内で郷土料理(馬刺し・辛子蓮根)を堪能
2日目
- 清正の菩提寺・本妙寺へ(浄池廟、城下を見守る清正公銅像)
- 市街地から近く、チェックアウト後の午前中だけで十分まわれる
宿探しには、応援割が使える宿泊予約サイトの活用がおすすめです。
出発前に清正と熊本城をもっと知りたい人には、こちらの一冊もどうぞ。
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まとめ
大河ドラマにも登場する加藤清正の足跡をたどりながら、応援割を活用してお得に、復興を後押しする気持ちを込めて熊本を旅してみませんか。最新の見学情報や応援割の詳細は、訪問前に必ず公式サイトで確認してください。

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